日本の食料自給率は低く、多くを輸入に頼っていることから重要な問題として考えられている。そこで最近、昆虫食としてコオロギなどを食することが食糧問題解決につながるとして話題になっている。しかし、私はこれに疑問を呈する。
まずは昆虫食のメリットとしてよく主張されることをまとめます
①高い栄養価
昆虫は栄養価が豊富であり、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどを含んでいます。また、一部の昆虫は必須アミノ酸のバランスが優れていることもあります。そのため、昆虫を食べることは栄養の摂取に役立つ可能性があります。
②人口増加に向けた食料供給
世界人口は増加し続けており、将来的には食糧需要が増えることが予測されています。そのため、従来の畜産業に加えて昆虫食を用いることで食糧問題解決へとつながると主張されています。
昆虫食のデメリット
次に、私の考える昆虫食のデメリット (問題点)についてまとめます。
①今まで家畜化されていなかったのは家畜に向かないからでは?
もし昆虫食が有用ならば, もっと大昔に家畜化されているはず. そうなっていないということは, 牛や豚, 鶏などと比べコストパフォーマンスが悪いのではないかと思えた.
これら哺乳類と比べて遥かに体の小さなコオロギを管理するのは困難であると考えられる.
つまり、タンパク源となりうる食肉の供給を増やしたいのであれば、昆虫食ではなくて従来の 家畜である鶏や牛の数を増やすような政策を行う方がいいのではないかと私は考える。
②偏見と文化的な抵抗
昆虫は一部の地域や文化では食材として受け入れられていない場合があります。人々の食文化や価値観を変えることは容易ではなく、昆虫食の普及には偏見や文化的な抵抗を克服する必要があります。
③食品安全性の懸念
昆虫を食材として使用する場合、食品安全性に関する注意が必要です。昆虫が摂取した飼料や生息環境によって、食品汚染やアレルギーのリスクが存在する可能性があります。
趣味として昆虫食を楽しむのなら問題ない
私は昆虫食はおそらく食べたことはないが、文化として昆虫食を楽しむような国もあるらしい。なので、食糧問題とは関係なく昆虫食を楽しむのならそれはそれでいいとは思う。
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