女性専用車両は男性差別だし、犯罪抑止に効果がないと思う

女性専用車両の存在意義について、痴漢防止のためといった言説をする人がいるが、これは違うと思います

そもそも犯罪防止のためであっても、特定の属性の人を一括りにして隔離するのは差別には変わりないので、これは良くない風潮であると考えます

以下、女性専用車両の問題点について記載します。


女性専用車両の問題点

1. 根本的解決にはならない

女性専用車両はあくまで一時的な対策であり、痴漢行為の根本的な解決にはなりません。社会的な意識改革や教育、警察活動なども必要です。また、性犯罪は欲望の抑制がきかないことが原因なので、専用車両などで隔離をしても、痴漢は犯行場所を変えるだけで、根本的な解決にはならないと思います

2. 男性差別の懸念

男性にとっては女性専用車両が利用できないことから、男性差別との懸念が生じることがあります。


私は、電車内での性犯罪を本気で防止するのであれば、監視カメラの導入の方がはるかに有効であると思います。以下、電車への監視カメラ導入により期待される効果を記述します。

電車への監視カメラ導入によるメリット

1. 犯罪の抑止

監視カメラが設置されていることで、犯罪者は痴漢行為を行うことにリスクを感じる可能性があります。カメラが犯罪行為を記録し、犯罪者の特定が容易になるため、行為自体を避ける可能性があります。

2. 証拠収集

カメラが痴漢行為を記録することで、被害者が証拠を提供しやすくなるため、法的手続きにおいて有利な立場を保つことができます。


考慮すべき点

1. プライバシーの侵害

監視カメラの設置はプライバシーの侵害につながる可能性があります。公共の場である電車内での監視は、一般の乗客のプライバシーを尊重する方法が必要です。

2. 監視範囲

カメラの設置場所や角度によっては、すべての痴漢行為をカバーすることが難しい場合があります。

3. 運用管理

カメラの運用や映像データの管理には適切なシステムが必要であり、その面での運用コストや人的リソースの確保が必要です。



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