日本の女性政治家が少ないことについて
日本では女性の政治家の数が男性の政治家に比べてだいぶ少ないです。これについて、一部のフェミニストなどが男女差別と結び付けて議論されることがあります。その中に、クォータ制で男女比率を解消するとの案がありました。それについて考えます。
クォータ制による政治家の男女比率解消の試みについて
クォータ制度は、特定のポジションや役職において一定の割合の席を特定のグループ(例: 女性)に割り当てる制度です。この制度は、女性政治家を増やすための一つの手段として採用される場合があります。
クォータ制度は、女性の政治参加を促進し、多様な視点を政治の意思決定に取り込む効果的な方法であるとする意見もあります。
しかし、私はクォータ制では根本的な問題解決にはならないと考えています。というのも、日本の女性政治家が少ないのは、女性差別のせいというわけではなく、女性が政治に参加しにくいような環境があることが主因だと思うためです。
女性政治家が少ないのは女性差別のせいというわけではないと思う
日本では事実として, 女性の政治家の数が少ないです. これをフェミニストなどが, 女性が差別されてるとして問題提起することがあります. しかし, これは間違いです.
①日本では参政権は男女平等である
日本では選挙権, 被選挙権ともに男女平等に設定されており, 女性が差別されているから, 女性政治家が少ないわけではありません.
②女性議員が少ないのは女性の立候補者が少ないのが原因
日本では, そもそも政治家の立候補者数からして女性のほうが圧倒的に少ないです.
そのため, 結果として女性政治家の数が少ないのです
女性政治家を増やしたいのなら, 女性が政治に興味を持ってくれるようにしていくことの方が大事です.
③クォータ制などで無理やり増やしたら政治家の質が落ちるのでは
クォータ制などを使い, 支持の低い女性を無理矢理に当選させてしまっては, 政治家としての能力が低い人が増えてしまうリスクがあると私は考えます.
このような理由から, クォータ制については認めるべきでないと思います
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